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2022.05.26

お墓について

「蓮華台」って何?

「蓮華台」という言葉を聞いたことはありますか?
蓮華台はその名の通り、蓮の花の形を模した台座になっており、仏式のお墓やお位牌に多く使われています。
愛樹木葬でも蓮華台のついた墓石をお選びいただけるようになっております。
※一部、蓮華台のお取り扱いがない愛樹木葬墓地もございます。

詳しくは現地スタッフにお尋ねください。
蓮華台がついたお墓を見たことはあっても、どんな意味があるのかはご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は「蓮華台」について詳しくご紹介します。

目次

仏教と蓮華

インドでは古代より蓮は女性の母胎(胎蔵)と考えられ、多産、生命の創造、豊穣、幸運、繁栄、長寿、健康の象徴とされていました。

紀元前5世紀に仏教がこうした風土の中に生まれると、蓮華はお釈迦様の誕生を告げて花を開いた、という伝説ができます。

以来、蓮の花はお釈迦様や仏様、極楽浄土などのシンボルとされ、現在まで伝わっています。

仏さまが蓮華の台座にいらっしゃる理由

仏像や仏画に描かれている仏様は、多くの場合蓮の花弁の台座の上にお立ちになったり、坐っておられます。

この台座は「蓮華台」「蓮華座」「蓮の台(はすのうてな)」と呼ばれています。「蓮」を「はちす」というのは、花托の部分が「蜂の巣」を逆さまにした形に似ており、穴がいくつもあるからです。

仏さまが蓮華の台座にいらっしゃるのは、蓮華に「悟りの世界」という意味があるからです。

蓮華はよごれた泥の中から清らかな花を咲かせます。泥は「迷いの世界(この世)」、蓮華はよごれた泥に染まらない「悟りの世界」のたとえです。

仏さまは悟りを開いて仏となった(成仏した)ため、その「あかし」として蓮華台に乗っておられるのです。

お墓に蓮華台をつける理由

お墓やお位牌に蓮華台をつけるのも、亡き人が成仏し極楽往生した「あかし」であるためです。

蓮華台には、亡き人やご先祖さまを大切に思い、極楽で安らかに暮らしてほしいと願う優しい心がこもっています。

お墓の建立を考えている方は、ぜひ蓮華台の設置を考えてみてはいかがでしょうか。

参考:小畠宏允著『お墓入門』(石文社) 詳しくはこちら